着物の髪型を成功させる美容室へ行く前の準備
久しぶりに着物を着るとなると、何だか緊張しますよね。
美容室の予約も取れたし、髪型のイメージも出来たし、後は何をすればいいかなって考えるときもあると思います。
しかし、美容室へ行く前にどのような服装で行ったらよいか、当日はメイクをしておいたほうがよいかなど、着付けや髪型以外に事前に考えておいたほうがいいことがあります!
ここでは、美容室へ行くときの服装やメイクなどについてお話したいと思います!
美容室へ行く前の準備
美容室へ着て行く服装
美容室へ行ったら、普通は髪型のセットを済ませてから洋服を脱いで着物を着付けてもらいます。
ということは、セットした髪型を崩さないためにも、当日着て行く服装はかぶるタイプのシャツやセーター類ではなくて、前開きのブラウスやカーディガンがいいと思います^^
また衿の高い服を着て行くと結い上げの邪魔になりますので、止めたほうがいいでしょう。
それとキャミソールなどの下着類も邪魔になりますので、当日はブラジャーだけにするか、自宅近くの美容室なら最初から肌襦袢を着ていってもいいかと思います^^
美容室へ行く当日のメイク
美容室でメイクをお願いする場合と、メイクは自分でする場合とに分けてお話します。
美容室でメイクをお願いする場合は、ノーメイクで行ったほうが絶対いいです。
美容師さんがすぐにメイクに取り掛かれるからです。
但し、敏感肌の方は自分に合った化粧を持参するなどして、事前に美容室と相談しておきましょう!
次にメイクを自分でする方は、美容師さんが最終的な仕上がりのイメージを把握できるように、アイメイクとファンデーションは済ませておいて下さいね。
口紅に関しては、着物や帯につけてしまわないように、髪型のセットと着付けが終わってからにして下さい。
私も以前に先に口紅をつけていって、着物に付着したことがあります(笑)
自分で仕上がった時の雰囲気を予想できればいいですが、髪型を含めた雰囲気や顔色が予想できない場合は、口紅は数本用意していったほうが無難です(笑)
また、着物のメイクではうなじが目立つので、首にもファンデーションを塗っておきましょう!
美容室へ行く前のシャンプー
普通は家で事前にシャンプーを済ませておきます。
但し、髪型をアップヘアにする場合は、サラサラの髪よりもしっとりした髪のほうが結い上げやすいので、前日のうちにシャンプーをしたほうがいいですね^^
どうしても美容室へ行く当日にシャンプーをしたい場合は、シャンプーのみにするか、コンディショナーを少なめにするなどの配慮をして下さいね。
美容室へ持参するもの
美容室へは、当日着るものや小物全てを持参していきます。
持参品を挙げていきます!
- 着物
- 帯
- 帯締め
- 帯揚げ
- 肌襦袢
- 裾よけ
- 半衿をつけた長襦袢
- 足袋
- 腰紐(3~4本)
- 伊達締め2本
- 帯板
- 帯枕
- バック
- 草履
- 体型補整タオル(2~3枚)
- (必要なら)髪飾り
- (必要なら)伊達衿
腰紐、伊達締め、体型補正タオルの本数や枚数は、美容室から事前に指示がある場合もあります。
着物を忘れることはないと思います(笑)が、その他の持参で分からないことは、事前に美容室へ相談してみましょう!
美容室へ行く前日には、着物専用のバックに入れて準備して忘れ物がないようにして下さいね。
特に小物が多いので、チェック表をつけるとか、まとめて風呂敷や大きなバックに入れておくと忘れずに済みます。
私も以前に髪型のことばかり気になっていて忘れ物をして、慌てて自宅に取りに帰った経験があります(笑)
皆さんは忘れ物をしないようにして下さいね^^