振袖(成人式などでの着物)
振袖は成人式をはじめとして披露宴や卒業式、謝恩会などで未婚女性が最高の晴れ着として活躍できる着物ですね^^
振袖とは
未婚女性が成人式の衣装として定番の第一礼装の着物です。
袖丈が長いほど格調が高く、改まった感じの着物になります。
振袖の染めや文様は実にさまざまなものがあります。
最も伝統的な友禅(ゆうぜん)染めや、型染め、絞り染め、刺繍、箔置き(はくおき)などの技法があります。
色と文様でおよその着物の印象が決まってしまいますので、どんな色、どんな文様を選ぶかが勝負ですね!(笑)
特に成人式では可愛い、上品、華やか、個性的など自分がなりたいイメージで色や文様の着物を選んでいきましょう!
振袖の帯の文様(模様)
振袖に結ぶ帯も、黒留袖や色留袖と同様に豪華な袋帯です。
変わり結びをするため、帯ってとても目立ちますよ(笑)
ですので、特に成人式では大き目の文様で、きっぱりした色が無難だと思います!
格調高い文様の錦織や唐織を、ふくら雀や立て矢などの変わり結びでもいいですね。
振袖の時の半えり、だてえり
1枚の振袖を成人式以外でも、何度も着る機会が多いと思いますので、小物や帯の結び方を変えれば違った雰囲気の着物になっていきますよ^^
半えりは、白の塩瀬や、淡い色無地、刺繍半えりもいいですね。
だてえりは、振袖の柄色から1色選んだ色でもいいです。
振袖の時の帯揚げ、帯締め
帯揚げは、総絞りや綸子、縮緬(ちりめん)の礼装用の帯揚げをしっかり見せて結んで下さい(ポイント!)
帯締めは、平組みや丸組み、丸ぐけでボリュームあるものにしたほうがいいですね。
振袖の紋
本来は染め抜きの五つ紋でしたが、最近は無紋が主流となっています。
紋の数で格は変わりません。
振袖の時の扇子、バック
扇子は、礼装用の扇子をさしてもいいですが、普通は扇子をさしません。
帯揚げ自体を見せているためです^^
バックは成人式などでは、礼装用の小ぶりのものでいいでしょう。
振袖の時の足袋、草履
足袋は白足袋にしましょう!
草履は、金、銀、白や華やかに見える礼装用のもので、かかとは高いほうがいいです。
その他
アクセサリーは普通、つけません。
パーティでの振袖なら、宝石や貴金属はありだと思います。
成人式は一生に1回きりです。
成人式では豪華で個性的な振袖にチャレンジしてみましょう!
なお、卒業式では成人式と違い、白をベースにしたものにして格調高く振る舞うといいと思います^^