結婚式の着物(姉妹、いとこ)
着物を着るシーンってさまざまですね。
いろいろな場面に応じて着分けすれば、より一層人生も楽しくなると思います。
ここでは、姉妹・いとこのそれぞれの立場に応じた着物を紹介していきます!
新郎新婦の姉妹、いとこの場合(既婚者)
結婚式で新郎新婦の姉妹だけど、何の着物を着て行ったらいいいか、迷ったことはありませんか?
私は初めのうちは(何回もあるわけないですが^^)、すごく迷いました(笑)
ゆかたみたいなやつでいいかな?とか、適当に探せばあるでしょ?結婚式でググればあるでしょ?とか今から思えば、すごく恥ずかしいくらいです。
姉妹やいとこであっても、新郎新婦から見ればより身近な関係であることは間違いありません。
歳がいくつ離れてるからとかも関係ありません。
その時、着ていく着物で苦労したのですが、調べてみたら
結婚式で新郎新婦の姉妹、いとこの着物は「色留袖」
ということです。
色留袖はフォーマルな着物
色留袖とは、既婚・未婚を問わず着られる慶事用のフォーマルな着物です。
そして付ける紋の数によって、黒留袖と同じ第一礼服になったりします。
五つ紋付きの色留袖は黒留袖と同格ですから、姉妹やいとこの親族の女性が結婚式で着る以外には晩餐会などにも着られる着物らしいです。
結婚式や披露宴以外のお祝いの席やパーティなどに幅広く利用したい方は、三つ紋か一つ紋にしておくとよいでしょう。
色留袖とは、簡単に言うと、黒留袖の黒以外のバージョンと説明したほうが分かりやすいでしょうか(笑)
色留袖に合ったものを
袋帯は格調高い模様か又は金糸銀糸の華やかなものが相応しいです^^
色留袖の文様は、姉妹・いとこの場合には、ベーシックな古典文様を基本にしたほうが控えめで好感をもたれていいですね。
なお、黒留袖でもよいみたいですが、その場合は母親や仲人よりも軽めの文様を選んでくださいね。
新郎新婦の姉妹・いとこの場合(未婚者)
次に、姉妹・いとこの未婚者の場合についてです。
姉妹や、いとこでも未婚の場合は、「振袖」でもよいようです。
未婚者は、おめでたい文様がオススメ
色留袖の柄としては、松竹梅などのおめでたい吉祥文様がオススメですよ^^
逆に古典柄の小紋、無地感の強い紬(つむぎ)、後染めの紬はフォーマルな結婚式には向いていませんから、注意してくださいね。
お披露目パーティくらいならいいかと思います(笑)
またカジュアルな柄の小紋、幾何学模様の紬は結婚式後の二次会でも避けたほうがいいですね。
自身をもって結婚式に出向いてみましょう!