色留袖(結婚式などでの着物)

 

色留袖は未婚、既婚問わず、着られる結婚式などの慶事用の着物ですね。

色留袖は付ける紋の数によって、黒留袖と同じ第一礼装の着物になったり、訪問着のような準礼装の着物になったりします。

 

色留袖とは

 

色留袖とは、裾まわりだけ絵柄模様をあしらった黒以外の留袖のことです。

付ける紋の数によって第一礼装の着物になったり、準礼装の着物になったりする色留袖ですが、五つ紋付きの色留袖は黒留袖と同格になります。

 

親族の女性が結婚式で着る以外に、宮中では黒留袖を着る習慣がなかったため、晩餐会などには最もふさわしい着物になりますね。

 

最近では、親族以外の立場で出席する披露宴や祝賀会、格式高い茶席など、色留袖に三つ紋や一つ紋を付ける方が増えてきましたね。

 

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色留袖の帯袋

 

金、銀、白を基調とした格式高いものが、特に結婚式などでは無難ですね。

色留袖も黒留袖同様に豪華な帯袋を合わせます。

 

金地、銀地の帯袋以外にも、他の色柄の豪華で華やかなものでも構いませんよ^^

年代や個性に合わせて選んでいけばいいかと思います。

 

色留袖の文様(模様)に関しては、黒留袖よりもバラエティ豊富で地色もさまざまなので、自分好みのものが見つかると思いますし、特に結婚式などでは豪華なものを選んでいきましょう!

 

引用:http://blog.matukawaya.com/article.php/2012112817351682

引用:http://blog.matukawaya.com/article.php/2012112817351682

 

色留袖の時の半えり、比翼(ひよく)、だてえり

 

半えりは、塩瀬(しおぜ)や縮緬(ちりめん)の白半えりにしましょう。

結婚式などで色留袖が五つ紋ならば、白の比翼(ひよく)仕立てにしましょう。

だてえりは白または色柄のものをつけてもいいですね。

 

色留袖の時の帯揚げ、帯締め

 

第一礼装では、白、金、銀を基調とした帯揚げ、帯締めにしましょう。

準礼装の場合では、色は上品な淡い色でもいいと思います。

 

色留袖の紋

 

結婚式などの第一礼装の場合には、黒留袖と同格の染め抜き日向五つ紋にしてください(絶対!)

準礼装の場合には、染め抜き三つ紋又は一つ紋でいいですね。

 

引用:http://www.kyoto-kashiisyo.co.jp/category/306.html

引用:http://www.kyoto-kashiisyo.co.jp/category/306.html

 

色留袖の時の扇子、バック

 

扇子は、黒骨や白骨で表裏が金銀のものがいいですね。

バックは草履とお揃いか、金銀の小ぶりのものでしょうね。

結婚式などでは豪華なものが似合いますね^^

 

色留袖の時の足袋、草履

 

足袋は白足袋にしてください。

結婚式などで色留袖が五つ紋の場合の草履は、台と鼻緒が同色でかかとの高いものがいいです。

準礼装の場合には、草履の色はエナメルのものでもいいですよ。

 

その他

 

ネイルは個性が出ていて華やかなものでもいいかと思います。

でも、結婚指輪以外はつけて行かないでくださいね。

色留袖は未婚、既婚にとらわれず着ていくことができる着物であり、紋の数で格が変えられるので、結婚式をはじめ、いろいろな場面で活躍でき、重宝しますよ(笑)

 

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